すべての帰り道に愛を

歌詞

コンビニの帰り道が一番わかるんだ きみと一緒に帰れたら どれだけいいんだろって ほろ酔いのカップルが帰っていくよ 僕にいま足りないのはきっと これなんだと思う 滲んだ外灯が僕に教えてくれた 小さな願いごとが 街のどこかで 鳴 いてる ヘッドライトに消えた野良猫が 見えない暗がりで月に吠えた 例えば すべての帰り道に愛を ほんの少しだけ ほんの少しだけ 改札で君が待ってる奇跡を 望んでるなんて 可笑しいけど 素直に恋しいのさ コンビニの帰り道に電話をかけて くだらない話をずっと聞いてくれて たっけ そんな当たり前の真ん中に僕はいた のかな 僕に今足りないのはきっと 君へのありがとう 知らぬ間に懐いた猫が 喉を鳴らしてる 撫でろとすり寄っていたのに もうそっぽを向いている 寂しさの増幅回路と繋がった ロータリー 君が待っていた 例えば すべての帰り道に愛が ほんの少しだけ ほんの少しだけ 灯ったなら あの日寂しがった 夕暮れの光の中に 未来が見えるのかな わがままがきっと 少しずつがずっと 積み重なって 大きくなった わかってるけれど 電話もかけられないんだ そうやって小さなプライドの殻の中 で 救難信号を出してる 例えば コンビニの帰り道に君と 手をつなぎながら 歌、歌いながら 最強に幸せな時間が この世に存在してると 僕らは知っているのに 例えば すべての帰り道に愛を ほんの少しだけ ほんの少しだけ 素直になれたら 未来が見えるのかな