AWA

天色

Track byyama

70,037
509
  • 2021.08.30
  • 4:00
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歌詞

地面ばかり見て歩いていた僕は 上の青さに気付かなくて 馬鹿みたいに 闇雲に探していた 白線の上に立って 流れる文字を追う 踏み出しそうになる足は 気付けば脆くも崩れて 微かに匂う君の声が 風になびいていた 湿気た顔をして生きている僕は 色の多さに気付けなくて 明暗さえも分からなくなっていた 膝をつき座り込んで 流れた水は灰 ピントの合わない視界は 焼きついたように熱くて 久しく見上げた 君の瞳は 滲んだ青だった いつからだろう 辺りを見回す余裕すら 忘れてしまっていた 針のような形をしたまま 僕らは何かになろうとした 優しく笑った君が 手のひらに雪解けを つつみこんでいた 僕には それが唯一の救いだった

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